社会福祉法人　むべの里光栄　介護支援専門員

ケアマネジャー（介護支援専門員）
　
主な業務は、居宅サービス計画の作成及びそれに付随する相談業務です。高齢者や障害者とその家族と協力して、彼らの生活状況やニーズを評価し、適切なサービスを提案し、居宅サービス計画を策定します。計画の作成には、利用者の生活状況や健康状態、社会的背景などを考慮し、その人が望む生活を実現するための具体的な支援内容を決定します。また、計画の実施や見直しも行い、利用者が安心して生活できるように支援します。
　
また、地域支援事業に関わる業務も担当します。地域の福祉や介護に関する情報提供や相談支援を行い、地域の社会資源を活用して利用者の生活を支援します。地域の施設やサービスを適切に活用し、利用者が地域で生活するための支援を提供します。
　
この仕事の真髄は、高齢者や障害者の生活を支援し、彼らが自分らしい生活を送るための手助けをすることにあります。ケアマネジャー（介護支援専門員）は、利用者のニーズや希望を聞き、それに基づいて居宅サービス計画を立案します。その際、ただサービスを提供するのではなく、利用者の尊厳と自己決定権を尊重し、彼らが自分で選択し、自らの意思で生活することを支援します。
　
真髄は、単にサービスを提供するだけではなく、利用者の声に耳を傾け、彼らが主体的に自らの人生をコントロールし、地域社会で生きることができるようにすることです。そのために、ケアマネジャーは利用者と密接にコミュニケーションをとり、個々の状況やニーズに合わせた適切な支援を提供し、利用者と共に成長し、彼らの生活を支えます。また、地域支援事業に関わる業務を通じて、地域の社会資源を活用し、利用者の生活を豊かにすることも大切です。

今年は我々の業界にとっては三年に一度の法改正と報酬改定が行われます。
一部報道では介護報酬はプラス改定ともいわれておりますが、蓋を開けてみないことには分かりません。
ただ、社会保障給付が高齢者偏重であることに比べると負担は圧倒的に現役世代偏重となっているという指摘もあり、高齢者自身の保険料や窓口負担などは春以降引き上げられていくことが予想されます。
必要なサービスですら利用控えを検討される方が増えてしまわないか不安です。
これまで以上に、経済的事情を考慮した支援を検討していかなければいけません。
また、『予防』という視点もより一層重視し、健やかで穏やかで安心した地域での生活を支えてまいります。
社会保障財源についての大枠の議論は今後も変わらないであろうと考えます。
しかし、どのような情勢になったとしても、弱い立場の方々の生活を守っていてるよう、さまざまな事業活動を通じて法人を磨き上げてまいります。
　
私共にとっても、人材に関わることは大きな経営課題です。
働く仲間をいかに増やすのかということもですが、それ以上に、『自己成長の場』『自己実現の場』として法人がすべきことは何かという方がより重要であると考えます。
このむべの里光栄という企業で、介護や障害者支援という仕事をしようと思ってくれる社員一人一人の選択を、必ず正解にしなければなりません。
職員が育ち成長することへもしっかりと投資をしていくと共に、幹部にはもっと自分の力を信じて積極的にチャレンジできる機会を作っていきたいと思っています。
なぜなら、社員の成長がお客様の幸せの実現に繋がり、企業の成長へと繋がると信じているからです。
　
世の中は必ず変化します。その変化の波を楽しみながら乗り越え、真に地域の皆様から信頼していただける企業になれるよう、今年も精進してまいります。
　
社会福祉法人むべの里光栄
理事長　隅田　典代