正社員山口市宇部市

有限会社 豊田車輌(エンジニアスタッフ)

エンジニアスタッフ

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エンジニア募集!!
  
地域のインフラを陰ながら支える
きわめて希少価値の高い技術を
身につけて活躍しませんか?
 
・エンジニアになりたい人
・機械いじりが好きな人
将来的にも必要とされ続ける技術で
業界も引き続き成長が期待できます!

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<豊田車輌とはどんな会社?>
 
山口県宇部市のテクノパークで特殊車輌<穴掘建柱車(脚注1)、高所作業車(2)、クレーン車、塵芥車、橋梁点検車など>の整備見積もり。検査・整備。メンテナンス・分解・修理・組立を行なう会社です。
 営業範囲は山口県西部。このエリアでは独占的な地位を確立している「ニッチリーダー」です。特殊車輌メーカー「アイチコーポレーション」の指定工場で、メーカーからの直接依頼が多く、またリース会社との取引も絶え間なく、非常に安定した事業運営が特徴です。今後の見通しも堅調で、無くなることは絶対にない業界です。今後、電気自動車、水素自動車の時代になり、業界再編が起こっても私たちの事業領域である特殊車輌・機械の整備の仕事が廃れることはなく、スキルも引く手あまたでずっと続けていける職業です。
 
(注1)穴掘建柱車
    …電柱やトランス設置専用の、掘削機能を備えたクレーンで、
     柱を建てる工事に活躍する掘削スクリューを装備している。
(注2)高所作業車
    …「作業床」が上昇出来る能力を持ち、昇降装置、走行装置等により構成される。
     電柱工事、建設現場での高所作業用足場として活躍している。

作業風景や現場の雰囲気を動画でご覧いただけます。

どんな仕事?

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<仕事内容>
特殊車輌(穴掘建柱車、高所作業車、クレーン車、塵芥車、橋梁点検車など)や自動車の
整備見積もり。検査・整備。メンテナンス・分解・修理・組み立て。
出張修理(機械が故障した現場に赴いての修理、展開している機械の格納など)
  
<業務の流れ>
(1)見積もり
   外観検査といってバラしていない状態で目視検査をして、概算見積もりを出す。
(2)分解・組み立て
   分解して悪い箇所を発見し、適切な部品交換を行なう。さらに、調整をして組み付けていく。
(3)追加見積り
   部品など追加の費用が掛かった場合の見積もり作業。お客様と連絡を取り合って了解を頂く。
  
※一連の流れが出来るようになるには慣れと経験が必要です。最初のうちは出来なくて当たり前。
 自分1人で見積もりが出せるようになるには2、3年。それまではお手伝いという形で頑張って頂きます。

職場の特徴

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宇部テクノパーク内に移転して6年!
清潔で設備の整った工場と
快適な事務所が自慢の職場。

採用担当者の声

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馴染みのない名前の特殊車輌が多いかもしれませんが、
たとえば「高所作業車」は
「作業床」が上昇出来る能力を持ち、昇降装置、走行装置等により構成され、
電柱工事、建設現場での高所作業用足場として活躍している車輌です。

PRポイント①

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<世の中のインフラを下支えする仕事>
 一般的に、電力会社や通信会社、建設会社は社会のインフラ事業を行なっている会社です。豊田車輌はそれらの会社を顧客とし、彼らの事業の遂行に必要不可欠な高所作業車など、特殊車輌の点検・整備・修理というサービスを提供し、下支えしているの会社です。電気供給業、情報通信業、建設業の皆さんは市民の幸せ、社会的な幸福のために事業を行なっていると思うので、それを下支えしている私たちも、間接的に地域のインフラやライフラインを守っていることになり、社会貢献、地域貢献にも繋がる「やり甲斐」のある仕事です。一方で、営業範囲を広げすぎてしまうと、提供できるサービスが手薄になって価値が落ちてしまうので一定の地域をきちんとカバー出来ていることが大事。なぜなら依頼を受けた際に、緊急性のある案件はすぐに現地に飛んでいき、スピーディーに確実に修理しなければならないからです。

PRポイント②

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1つ1つステップアップすれば誰でもエンジニアになれる!!
  
<誰だって最初は何も分からない>
 私(内野)も最初は何にも分からなくて、ネジの締め方、緩め方みたいなところから始めて、オイル交換、部品をバラシて組み付けたりと機械の構造を徐々に学んでいきました。時代が変わっても、この技術獲得の基本は変わることがありませんね。「手の感覚」を養うというか。これだけは教えようがなくて、身体で覚えていくしかないんですよね。技術の習得って、どうしても上手くいかない時があって挫折感を感じるものなんです。たとえば私は、車輛のドアを壊してしまったことがあり、納期も伸びてしまってお客様に迷惑をかけてしまった。
 こういう失敗って一人前になる過程で必ず起こるものだし、一人前になってからも起こります。もし機械や部品を壊してしまったらどうしようと心配される人がいるかもしれませんが、会社で保険に入っているので、個人で弁償なんてことにはならないのでどうぞ安心してください。ちなみに保険を適用しないような少額な損害の場合も会社が実費で支払います。
  
  
<新人さんの指導方法と流れ>
 最初にやってもらうのは特殊車輌の下側の「車」の部分。タイヤ交換、オイル交換など色んなお手伝いをしてもらいながら徐々に機械の方を覚えてもらって、経験を積んでいずれ自分のものにしてもらいます。その流れで分解・部品交換・組み立てが出来るようになっていきます。機械を触ることが好きな人はこの仕事に向いています。少し大げさに言えば、機械に「直ったか?」「調子いいか?」と語り合っていかないといけない仕事。私なんか家の洗濯機をばらしたり、修理したりやってしまってますね。
 最初は誰かの下についてマンツーマン体制でみっちり教えます。仕事に関連する資格はたくさんあるのですが、たとえば座学として社内で「勉強会」を開いて、簡単なプログラムの仕方を学んでもらったり、国の機関である「整備振興会」に勉強しに行ってもらったりして、いずれ整備士の国家試験を受験してもらいます。かかる諸費用は、今後、会社がすべて補助していく予定なので安心してください。
  
  
<とにかくどんどん聞いてください>
 いまはYouTubeもあるからいくらでも参考にできるし、情報収集力も大切ですけど、自分1人で悩んでも解決しないことが多いから人を頼ることも大事です。皆でコミュニケーションを取ってお互い助け合いながら働きましょう。私たち側も、仲間に助け舟を出してあげることが大事。個人プレーでなく、助け合えばお互い勉強にもなるし、技術者として成長したければ教えを乞える人でありましょう。
 世の中で機械を修理できる人間が減っているのもあって、私たちのような技術者が貴重な人材となりつつあります。ですから今後、機械の整備・修理が出来る人間が活躍できる場はどんどん広がっていきます。希少な技術を持つレアな人材になればなるほど、将来的には給料や待遇も上がっていって、機械整備の仕事の未来は明るいと思いますよ。

PRポイント③

<経営理念>
科学性
…私達は常にお客様の視点で物事を捉え、新しい技術や知識を吸収し、最良のサービスを提供します。
社会性
…私達は車両整備を通じ、さまざまな角度から地球環境保護の推進に努めます。
人間性
…私達はコミュニケーションを図り、共育ちの心を大切にし、幸福を求め続けます。

スタッフの声(エンジニア 篠原さん)

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Q:この会社に入った経緯は?
 豊田車輌に入って6年目。45歳の時に入社しました。それまでは整備士として普通自動車の修理をしていたのですが、当時の勤務先が事業縮小で整備部門を廃止してしまったんです。その話を社長にしたところ「ウチに来ないか?」と誘われて。今までやってきた仕事とは少し違うんですけどチャレンジしてみようと思いました。
 出身は九州の宮崎県。社長と高校が同じで大学も一緒。大学は山口大学工学部で、当時の社長は18、19歳でしたけどけっこう大人な人でした。ぼくは工学部の知能情報工学科で、社長は工学部の機械工学科。教養課程は同じ授業を受けたりしてました。
  
  
Q:入社する際、不安に感じていたことは何かありますか?
 ぶっちゃけ不安はありましたよ。車と言うより、今度は機械がメインの仕事になるので。ようやく大体のことがわかるようになってきたのは3年くらい経ってから。最初に戸惑ったのはマニュアルの違い。普通自動車の場合、トヨタとか日産とかディーラーさんもあるし、世の中にたくさん出回っているので整備や修理をする際の体系的なマニュアルがあるんですよ。この部品はこの手順で交換してください、こういう調整をしてくださいとか。
 ただ、我々が扱う作業機械系というのは体系的なマニュアルが少ない傾向があって。構造とかは公開されているんですけど、普通自動車みたいに至れり尽くせりの詳細なマニュアルではないというか。だからその都度、自分で考えて対応するというか。何も考えずに部品を外してしまうと、元に戻せないんですよ。人に聞いても「最初はどうだったの?」って言われてしまうので。元の状態に戻すのが基本中の基本ですから。普通自動車の修理・整備との感覚の違いに慣れるのに3年といったところでしょうか。いまでもまだ失敗はしますけどね。
  
  
Q:新人さんはどうやって仕事を覚えたらいいですか?
 たとえばタイヤを外すだとか、最初は無理せず出来ることから始める。ちょっとずつ出来ることを増やしていければいいのかなと思います。特殊車輌も、その構造について書いてある本はありますし、インターネットにも色んな情報があります。そういうのを見たり、調べたりすれば自分でも勉強できるので心配はいらないと思いますよ。
  
  
■仕事内容
Q5 一日の仕事の流れを教えてください。
8:45 出社
   ラジオ体操、清掃
9:00 朝のミーティング(10分)
   今日1日の流れ、報告事項など
10:00 休憩
11:00
12:00 休憩
13:00 昼のミーティング
14:00 ※特殊車輌1台につき所要日数は2、3日
15:00 休憩
16:00
17:00
18:00 夕方のミーティング
  
  
Q:この仕事で一番楽しい瞬間・やり甲斐は何ですか?
 ぼくは壊れたものを修理するのが好きなんです。なんで思い通りに動かないのか、原因を一生懸命考えて、それが分かったときが嬉しい瞬間ですかね。家に帰ってもずーっと修理のこと考えてたりすることがあって、回路図ってあるんですけど、この機械はこういう風に動くっていうのが書いてあるもので、それを印刷して家に持って帰って電気がこう流れたらこう動くって考えて、あーでもない、こーでもないって。答えが出ない時は、モヤモヤして自分でも苦しいんですけど(笑)。お風呂とか入っているときにふと思い付いて、もう一度回路図を見て、こうじゃないかって仮説を立てたりして。ここしかないって分かったときは、次の日に会社に行くのが楽しみで仕方がないんです。考えている時間ってお金を生んでいる訳ではないんですけど、同じ問題は次からは分かるのでノウハウの蓄積にはなりますね。
  
  
Q9 この仕事での一番印象に残っている「エピソード」を教えてください。
 外した部品を同じように元に戻したつもりが、コネクタに入れ替えてつけてしまって部品が壊れてしまいました。そのせいで機械は動かないし、パーになった部品代は新たに12万円かかって。部品を取り寄せるのにも時間がかかって、お客様には迷惑をかけるし。いまは部品を取り外すときには必ず印をつけて、マジックで番号を振ったり、外す前に写真を撮って二度と同じ失敗をしないように対策しています。
  
  
Q:職場のチームワークはいかがですか? コミュニケーションを取る際に心掛けていることは何ですか?
 私が入社した時から、みんな気さくに接してくれました。普段から冗談を言い合ったり。自分も挨拶は必ずするように心掛けています。
新人さんが入ってきたら、たくさん話しかけてあげたいなと思います。整備工場って昔は話しかけるな、見て覚えろみたいな時代もあったみたいですけど、今はそんなことないですから安心してください。何もしていないのが一番つらいので何かしら仕事を振れるようにしてあげたいと思います。ぼくも若い頃は先輩に「何したらいいですか?」ってよく聞いてたんですけど、どんどん質問してほしいですね。
  
  
Q:社長と部長について教えてください。
 社長とは大学時代もよく遊んでましたね。だからお互い色んなことを知っている仲です。今はファミコンのレトロゲーム集めてるみたいで、こないだブラウン管テレビじゃないといけないからって言ってました。人間的な部分では、責任感があって、フットワークが軽くて、どちらかと言うとせっかちなタイプですね。
 部長とは子供の学校が同じで学年も一緒。男の子と女の子なので子ども同士はそんなに交流はないですけど、同じ父兄という立場で関わることも多いですね。私は行ってませんけど数人のメンバーで一緒に釣りに行ったりもしてるようですよ。
  
  
Q:趣味や好きなことがあれば教えてください。
 いま個人的にハマっているのはパソコンゲームの『フォートナイト』。子供が始めたのをキッカケに親の方がハマっちゃって。カミさんと2人でチームを組んで夜な夜なやっていて、バーチャルの世界で最後の1チームになるまで戦うゲームにハマってるんです。自分はパソコン画面、カミさんはリビングのテレビ(プレステ版)でと、お互い別々の部屋で楽しくプレーしてます(笑)
  
  
Q:最後に新しく入ってくる方に向けてメッセージをお願いします。
 うちのお客様の主となるのが電力会社や通信関連会社。ですから点検・整備・修理するのは、高所作業で使う特殊車輌、作業機械が多いんです。それはつまり、人や社会のインフラに関わる会社を陰ながら支えるという意味で、我々も世の中に貢献できている意識になれるというか。私は山陽小野田市の厚狭に住んでいるんですけど、最近は台風で停電しても復旧が早いんですよ。昔は2日、3日かかっていたのが今は数分で復旧したりする。中国電力さんが頑張っている陰で、その機会をメンテナンスしているのは父さんだからねって子供に言ってます。半分冗談ですけど、胸を張れる仕事が出来ているなと思います。そういうところにこの仕事の「やり甲斐」がありますね。

ベテランスタッフの声(豊嶋部長)

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Q:この仕事に興味を持ったキッカケは何でしたか?
 もともと車に興味があって、ガソリンスタンドでアルバイトもしていました。25歳のときに「募集」を見て、整備士になれるんだと思って応募しました。当時は、現在の宇部テクノパークではなく宇部市の船木に工場があって、面接に行った時点で車屋、モータースというより鉄工所という雰囲気だったので最初は不安だらけ。25歳の時に入社したのでもう16年前ですね。昔は職人みたいに無口なタイプの人がたくさん居て、今みたいに和やかな雰囲気じゃなかったです(笑)。入ったばかりの頃は何でもいいから早く覚えてやろうとしてましたね。なんとなくひと通りのことが分かるようになったのが5年くらい。一人前になるのに10年といったところでしょうか。
 入社して2、3年くらい経った時に、もうずっとここに骨を埋めてやっていこうと決めました。入社して2年くらいして結婚したので家族が出来たというのは決断する大きなキッカケになりました。それと、普通自動車より特殊車輌の方がお客様により求められているんだなということが働いていくうちによく分かりました。普通自動車は他にも色んな会社があるけど、特殊車輌に関してはやっている会社が少ないので自分も力を入れてやっていきたいなと思うようになりました。家族も出来たのでしっかり稼いでいきたいなと。
  
  
Q:当時の自分と比べて、自分の中で「成長したな―」という思うことがあれば教えてください。
 もともと人見知りなので入社当時は会話も少なかったんですけど、今では少しでも現場の雰囲気が明るくなったらいいなと思って自分からたくさん話しかけるようにしています。そう考えると、自分も成長してるのかなと思います。技術面では、故障した特殊車輌を見て、どこが悪いのか診断をする。1人で診断して、修理をして、1人で解決できるようになったことが増えたことは成長かなと。
 また、学びの機会もありました。参加した経営指針塾や、中小企業同友会で先輩経営者の方々から教えてもらったことは今でも活きています。自分はどうしたいのか、これからどうしていけばいいのかを考えるキッカケになりました。その中から見えてきたものは、たとえ一人前になって1人で何でも出来るようになったとしても、会社は人の助けがないと出来ることは限られる。みんなの協力があってはじめて大きなことが出来る。だから積極的にコミュニケーションを取っていく必要があるんだと強く思わされたことです。
  
  
Q:1日の仕事の流れを教えてください。
8:45  スタート(今日1日の現場の段取りを考える)
9:00  朝礼(現場の仕事を誰に割り振るかを決めて伝える)
10:00
11:00 
12:00  
13:00  現場、客対応(電話1日30件、修理依頼、操作問い合わせ)など
14:00 ※現場:客対応=半々くらい
15:00
16:00  
17:00
  
  
Q:お客様のことを少し教えてください。
 電力会社、電気工事会社、建設会社などがメインのお客様になります。仕事の依頼の5割は、外で車両が動かなくなった、格納できなくなったなど緊急性のある電話。3割が、法律で1年毎に行なわなければならないと定められている「点検」の仕事。残りの1割がリース・レンタル会社が持っている特殊車輌の「修理」です。
    
  
Q:専門的な知識・スキルはどのように身につけたら良いですか?
 メーカーの研修会に出席したり、マニュアルを読み込んだり、実地で経験を積むことが大切です。入ってすぐの頃は、先輩に同行して何をするのにも付いて回って仕事を覚えてもらいます。最初は師匠がやる通りにやってみて、基礎が身についてきたら、師匠のもとを離れて、今度は自分で色々なことを覚えていきます。
  
  
Q:この仕事で一番楽しい瞬間・やり甲斐は何ですか?
 新人時代は、普段は無口な先輩に褒めてもらったときなんか特別嬉しかったですね。でも、やっぱり1番はお客様のお役に立てた時ですかね。お客様からの緊急の依頼で現場に駆け付けたとき、自分達ではどうしようも出来なくて青ざめているんですよ。道路の流れを止めてしまっていたり、道路の真ん中で立ち往生してしまったり。地域社会に与える影響は決して小さくないですから。なんとか現場で修理出来たり、ひとまず格納できたりすると、皆さんほっと胸を撫で下ろされて安心されます。その顔を見られたときは、役に立てたという想いで胸がいっぱいになります。
  
  
Q:この仕事での一番印象に残っている「エピソード」を教えてください。
 社員旅行の真っ最中、急に社長から「工場長をやってくれんか?」と予想だにしていないことを言われたことですね。唐突すぎてビックリしました。そんな私のいまの目標は、経営を覚えていきたいんです。だからもっと勉強したい。会社の中の数字にも強くなりたいので45歳まで後4年で身につけたいと思っています。

  
Q:新人さんが入社してきたら、どういう風にサポートしようと考えていますか?
 おじさんが多い職場なので、新しい人が入ってきたら、新人さんとの年齢のギャップを埋められるように40代の自分が間に入ってコミュニケーションが取れるように積極的に動いていこうと思います。新人さんはまず先輩とバディを組んで仕事を覚えていってもらうので私も全力でサポートします。もし私のようにモータース(整備工場)のようなイメージを抱いて豊田車輌に入ってくると、車の修理・整備というより機械いじりの方が多い職場なので、もしかしたら急に不安になってしまうかもしれないのでフォローアップは任せてください。 
  
  
Q:内野社長はどんな人ですか?
 私は引きずるタイプなんですが、社長は気持ちの切り替えが早くて見習いたいところです。ポジティブ思考で、ドライでさっぱりしてるんですよね。お酒が好きで毎日飲んでいるみたいですよ。社員3、4人と船釣りに出かけて鯛を狙ってみたりとアクティブな人だと思います。
  
  
Q:趣味や好きなことがあれば教えてください。
 コロナ期間に、釣り・キャンプなどアウトドアにハマりました。
 ギアを揃えて家族で出かけたりしています。
  
  
Q:最後に新しく入ってくる方に向けてメッセージをお願いします。
 いわゆる整備士の仕事だと思って入ってくると、違う分野の仕事が多くて最初は面食らうかもしれません。ただ、未経験から入った方が固定概念がないのでこの仕事に向いていると思います。好奇心が大切な仕事です。疑問が湧いたら自分で追及する人はこの仕事に向いていると思いますよ。好奇心が旺盛な方は仕事も早く覚えていくことが出来るので成長が早いです。「モノづくり」が好きな人には向いている仕事です。部品交換一つするにしても、なぜこの部品なのかを考えると仕事は面白くなってくる。でも、心配しないでください。最初は必ず先輩をつけてマンツーマンで教えるので、未経験だからって躊躇しないでもらいたいですね。

事務スタッフの声

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Q:仕事内容に慣れるのにどのくらいかかりましたか? どこが大変でしたか?
 事務経験は1年でしたが仕事に慣れるのには3年かかりました。はじめて聞く言葉がたくさん出てくるんです。とくに大変なのが商品・部品名と車両の名称。これを覚えるのに時間がかかりました。カタログを見たり、分解図を見たりして少しずつ覚えていきました。最初は伝票の作り方。とにかくこれを覚えることが先決です。すべてに関わってくる業務なので、逆にこれさえ覚えてしまえば、あとは少しずつやっていけばいいのかなと。
  
  
Q:普段、どんな内容の仕事をされているか詳しく教えてください。
 来客対応、問い合わせや依頼などの電話対応、見積書や請求書の作成があります。見積もりの内容は整備の方が決めてくれるので、それを元に作成します。また、雑務として洗濯なども行ないます。
 大切なのはお客様を待たせないこと。特殊車輌は、普通自動車と違い、現場でお金を生み出すためのものなので、修理や整備に時間がかかってしまうとそれだけお金を生むチャンスを逃してしまいます。もともと私は客商売をやっていた経験があるので、お客様をできるだけ待たせないように気を付けて仕事をしています。
  
  
Q:事務員さんから見た会社の「雰囲気」はどんな風に見えますか?
 個性的な人が多い職場ですから(笑)。人それぞれの作業方法があるので、その調整とか擦り合わせが必要な仕事なんです。そこでギスギスしてはいけないから、私があえてグチの聞き役に回ることもあるんですよ。でもそれで職場が和気あいあいしてくれるなら全然いいです。
  
  
Q:最後に新人さんにメッセージをお願いします。
 仕事は、順番通り1つずつ覚えていくことが大切です。まずは伝票作成、それからヒマな時にする仕事を覚えていけばいいと思います。みんな優しいので安心して応募してください。新人さんについては、皆で絶対的に「チヤホヤ」させてもらいます(笑)。事務をしている私からのアドバイスとしては、工場のエンジニアさん達としっかりコミュニケーションを取ること。また、安易に言われるままに仕事を受けていたら、いずれパンクしてしまうので注意が必要です。勿論そうならないように私が目を光らせておくので一緒に頑張っていきましょう。

経営者インタビュー

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Q:どんな会社ですか?
 よく勘違いされるのは、社名に「豊田」って名前がついているので自動車メーカーのトヨタ系列じゃないのかって。だから、先入観で自動車の整備をしている会社じゃないかって言われますね。間違いじゃないけど、一般的な自動車の整備は10%くらいで残り90%は特殊車輌の整備・修理・車検をする会社です。でも、私自身も入社の際に誤解してましたから(笑)。続けてこれたのは特殊車輌・機械の整備・修理には、他にない魅力があるから。私からすれば最近の自動車の整備はつまらない。どんどん電化していて整備士にあまり出来ることがないからです。それと比較したら機械はよく壊れるので私たちが出来ることがたくさんあって楽しいんです。一般的に、機械がよく故障する理由は、1日中現場で稼働していることが多いからです。
  
  
Q:お客様にどんな価値を提供する仕事ですか?
 特殊車輌というのは現場で作業をするためのお金を稼いでくれる車。お客様が1番困るのは、大きな特殊車輌が道路で動かなくなる、立ち往生してしまうこと。故障は必ず現場で起こるんです。一般的に、作業は通行規制をかけて行なわれているから、車輛が故障してしまったらずっと動かないまま、通行規制が解かれないままになってしまいます。こんなことが万が一にも起こるようでは困るし、地域にも大迷惑をかけてしまうから、そうならないように定期的にきちんと整備しておかないといけませんよね?と私たちは提案するわけです。
 お客様の立場からすればスピーディーに修理してもらって一刻も早く現場復帰したいのが本音。お客様もユーザー向けにサービス提供しているわけだから、故障や立ち往生による被害が最小限になれば、私たちの仕事は業者さんから喜んでもらえる。ですから、スピードはとくに大事な要素です。いかに点検・整備・修理のスピードを上げることが出来るか。修理のスピードは人によって違うし、営業範囲を広げすぎると現場までの移動時間が長くなって到着が遅れてお客様に迷惑をかけてしまう。スピーディな修理のお陰で被害を最小限にできて良かった」と言ってもらえることが私たちのビジネスの価値。お客様からすれば、現場まで飛んで駆け付けてスピーディーに修理してくれ、安心して運転して帰ることができる。もしウチが行かなかったら、一般の方にも迷惑をかけてクラクション鳴らされたり、文句言われたり。そのうえ警察からも注意を受けたりして気が気じゃないですよね。
  
  
Q:サービスエンジニアの仕事とは?
 お客様が納得してくださるサービスと技術力。そして値段。お客様目線でどこまで修理すべきなのかを一緒に考える。会社の経営状況や考え方、価値観もお客様それぞれなのでコミュニケーションをしっかり取ってお客様が納得された上で修理をしていく。特殊車輌はもともとの車両価格が数千万円だったりと高価なものなので修理代に驚かれれるお客様もいます。100%の完璧な整備をすると何百万円って修理代がかかってしまうことも。お客様の事情によっては、あと2年くらい使えればいいから、こことここは修理して、ここはしないでおくという風に提案していく。そんな風にどこまで、どのレベルで修理していくかをお客様と一緒に考えていくのがサービスエンジニアの仕事です。普通自動車の「車検」とは違い、特殊車輌など労働安全衛生法(施行令)で指定された一定の機械については、定期自主検査(年次・月次など)を行う必要があります。
  
  
Q:職場の雰囲気はどんな感じですか?
 本来、技術屋って寡黙な人が多いんです。でも、一般的な工場とか技術職の職場と比べたら、うちの人間はよく喋るし、コミュニケーションも密な方だと思いますよ。私が工場長だったときは「現場」を回しまくっていましたね。現場の共有情報から雑談までずっと喋りまくっていました。なんだかんだ言って、仕事ってそれが1番大事かなって思います。職場のイベントもコロナ前は年2、3回(春・夏・冬)は食事会を開催して、社員旅行も3年に1回程度実施していて、東京方面、九州方面、メーカーの工場見学にも行ったり、名古屋のトヨタ博物館にも行きました。
  
  
Q:趣味やハマっていることがあれば教えてください。
 趣味は旅行全般。ここ10年で旅行に行くことが増えて、嫁さんとだったり、経営者仲間だったり。いろいろ行きましたが、その中でもとくにシンガポールは良かったですね。
 休日は妻との買い物、ドライブしたり、温泉に行ったりとか。古いクルマが好きで、ガレージに保管してあるのでヒマがあると触りに行ったりして、タレントの所さんの「世田谷ベース」みたいな感じで楽しんでいます。昭和レトロなものも収集していて、私が生まれ育った時代のレトロゲームが好きなんです。旅行に行ってもレトロな居酒屋や、レトロな喫茶店を探して実際に行ってみたり。映画『二丁目の夕日』に出てくるような扇風機とかレコードとか集めてるんですよ。私からすると、最近のものって魅力がないように感じてしまうんですよね。
  
  
Q:最後に、新しく入ってくる方へのメッセージをお願いします。
 最初はわからないことばかりで大変だとは思いますが、先輩たちに何でも聞いて、自分で解決するのではなくて、お互いが助け合って仕事をしてください。そうすることが成功への近道です。
 豊田車輌は、お客様の「困った」を解決する会社です。アピールしたい部分は、人間的にも大きく成長できる会社だということ。エンジニアは仕事をしていくなかで様々な問題解決をしていくことになります。それを1人で解決するのではなくて、みんなで知恵を出し合い、助け合って困難なことも解決していける経験を積むと、成長する速度が飛躍的に高まります。豊田車輛の仕事の方針は「三方よし」の精神。一方が良いだけでは駄目で、自社も、お客様も、地域社会も皆が良くなるように仕事をしていきたいと思っています。
 また、地域の中小企業では、現場を支える縁の下の力持ちである「技術者」がどんどん少なくなっているので、技術者を育てていきたいと強く思っています。あなたも将来引く手あまたとなる技術を身につけてバリバリ活躍してみませんか。

会社の沿革

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<創業の経緯>
 創業は昭和55年。宇部市の厚南、ゆめタウン宇部の近くの工場地帯で間借りからのスタートでした。キッカケは、創業者が別の整備工場に勤務していたときのある決意が発端。当時日本各地で電柱工事や高所作業中に人が落ちて怪我をする、命を失うという事故が多発していて、そんな折に愛知県のアイチコーポレーション(現:埼玉県上尾市)という会社が、そういった事故を無くすために建柱車と穴掘車の機能をひとつにした穴掘建柱車を開発しました。整備工場の工場長だった創業者も、自社でもその特殊車輌の整備・修理をしようと社長に進言したのですが、やらないという経営判断が下ってしまい、創業者は想いを実現するため、会社を辞め、宇部市の厚南で豊田車輌を立ち上げることになったのです。
  
  
<宇部市の発展とともに成長>
 創業後、電力会社や通信会社、建設会社が所有する高所作業車など特殊車輌をメンテナンスする台数が徐々に増えていき、また、急成長中のリース・レンタル会社の持つ車輌の整備の仕事も増えていきました。当時の日本は高度成長期で、寝る暇がないほど忙しく、宇部市自体も炭鉱が見つかって一気に発展を遂げている段階で、人口もどんどん増えて宇部興産を中心に会社がどんどん増加していた時代。ちなみに、UBE株式会社(旧・宇部興産)とのお付き合いもこの頃はじまり、今でもお付き合いが続いている大切なお客様です。このように宇部市の発展と歩調を合わせるように工事が増えて、業者も増えて、街のインフラを整え、各種事業に使われる特殊車輌の点検・整備・修理をすることで私たちの会社も順調に成長・拡大していきました。
  
  
<創業者との出会い>
 私(内野)が入社した平成7年頃は、ガッチガチの技術者で厳しい方でした。時代的にも残業するのが当たり前で、パワハラ・セクハラ・モラハラなんて概念が社会に無かった時代。入社したキッカケは、私がアルバイトしていたガソリンスタンドのお客様が創業者で、車に興味を持っていたので、会社に面接に行ったら「なんだ、集金に来たんか?」と言われました(笑)。その際に「明日から来い」と言われて働くことになりました。
  
  
<社長就任>
 30歳を過ぎたくらいのとき、当時の工場長が病気をしたタイミングで、創業者から皆の上に立ってほしいと言われ、専務に就任しました。同時に中小企業同友会に入り、経営の勉強をすることになりました。「中小企業同友会」は、中小企業経営者の集まりで「自主・民主・連帯」を重んじ、労使協調に励み、その企業活動が国民や地域社会に貢献することで社会的責任を果たすことを目的としている組織です。そこで他の経営者や後継者の方々と一緒に勉強したり切磋琢磨できたことは大きな学びになりました。専務取締役を6年務めた後、39歳で豊田車輌3代目の社長となりました。取引先が就任式の段取りをしてくれて、全日空ホテルで就任式を行ない、良い思い出になりました。
  
  
<家業から企業へ>
 売上数字と顧客数を大事にしたマネジメントを行なってきました。当初、現状の売上の3倍の目標数字で経営計画書を作成しました。状況的にまだまだ会社を伸ばせると思ったので、チャレンジするなら目標を高く掲げて達成しなければダメだろうと思ったからです。目標を達成するために、いろんな現場に出掛けて行って提案したり、電話で提案したりと営業してきました。先代の頃は家族経営でのんびりしていたんですよ。今みたいに忙しくしていなくて。ただ、当時の豊田車輌は家族的経営から、企業的な経営にシフトチェンジをしなければならない時期で、この宇部テクノパークという企業団地に移転することを決断したのもそのためでした。
  
  
<仕組みの構築で売上がアップ>
 「起業から企業になる」とは、たとえば、車輛の点検をする際でも、その人だけのやり方でチェックするのではなく、誰が実施しても同じ効果が出せるように「業務マニュアル」を作りました。チェックした項目がそのまま「見積もり」になっていくような。それによりヌケモレが減って売上も上がっていきました。チェックした項目をもとにサービスエンジニアとしてお客様に提案させてもらい、そこはやらなくていいと言われたところはやらずに、提案して取りこぼしが無いように仕組みを構築しました。そのお陰で提案型のサービスエンジニアという豊田車輌の1つのスタイルが定着していきました。
  
  
<宇部テクノパークへの移転>
 宇部テクノパークに移転してきたのが2018年。会社の財務内容が良かったので銀行の融資もすぐにおり、銀行が何から何まで用意してくれて、土地も銀行が見つけてきてくれました。豊田車輌の財務内容が良い理由は、一般的な整備業と比較したときに、他社には出来ない技術力のお陰で技術料を上乗せできていてそれで利益率が高くなるからです。豊田車輌が少数精鋭であることも利益率を高めている要因の1つ。
 特殊車輌も、会社が所有する時代から、その都度レンタルやリースする時代に少しずつ変わってきました。その影響で当社の顧客にもレンタル会社、リース会社が一気に増えましたが、レンタル会社は自社で修理まではできないケースがほとんど。豊田車輌は特殊車輌メーカーの指定工場であるので当然修理対応できるわけで時代の変化がプラスに働いています。
  
  
<当社にはまだまだ成長機会がある>
 技術者が増えれば、うちが預かれる車輌の台数も増える。つまり、事業の拡大です。たとえば、修理をしてもらえるという前提のもと、ウチで特殊車輌を購入してもらえれば、いつでも修理できるわけだから安心感がある。ユーザー側にも不安があって、特殊車輌を購入するのはいいけどちゃんと直せるのかなって。だから、まだまだ私たちの成長余地がたくさん残っているんです。このまま取引量が増えていけば、営業職を採用したり、さらに技術職を採用したりして売上が増えていけば、将来的には営業所が出来たり、支店が出来たりする未来もあるとおもいます。ニッチな業界ですが山口県でナンバーワンの技術があると思っていて、同業他社からはM&Aでウチを買ってくれとか言われたりもします。きっと他の経営者も不安に思っていて、自分も老いるし、社員も老いるし、世代交代しないといけないのに人が居ない。そんな中で豊田車輌にはまだ若い人材がいるのはチャンスだと思います。

特徴・働き方

  • 経験者OK
  • 未経験者OK
  • 車通勤OK
  • 社会保険完備
  • 昇給あり
  • 賞与あり
  • 日祝休みのお仕事
  • フルタイム

企業情報・募集要項

会社HP
http://toyota-s.co.jp/山口県宇部市で特殊車輌整備を行なう(有)豊田車輌のホームページです。
会社概要

設  立:1985年10月
資本金 :1,000万円
従業員数:7名

事業内容

・車輌整備業、特殊車および一般車の検査・修理・販売
・アイチコーポレーションサービス指定工場
・高所作業車、穴掘建柱車、パッカー車等の整備

住所

山口県宇部市大字山中字甲石700-19(宇部テクノパーク内)

仕事内容

<仕事内容>
特殊車輌(穴掘建柱車、高所作業車、クレーン車、塵芥車、橋梁点検車など)や自動車の
整備見積もり。検査・整備。メンテナンス・分解・修理・組み立て。
出張修理(機械が故障した現場に赴いての修理、展開している機械の格納など)

資格

普通自動車免許(AT限定不可)
・資格手当 1,000~5,000円
・成果給 5,000~50,000円

給与

月給170,000円~230,000円
※昇給あり
※賞与年1回(前年度実績)賞与月数2.0~3.0ヶ月分

時間

8:45~18:00

休日・休暇

日曜・祝日
週休2日制(第2、第4土曜日)
有給休暇制度

勤務地

山口県宇部市大字山中字甲石700-19(宇部テクノパーク内)

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待遇

業績給、技術力(毎月)、皆勤手当
昇給あり、交通費支給、有給休暇、退職金制度
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生)

応募方法

マイカラーを見ましたとご連絡ください
WEBエントリーもOK!WEBは毎日24時間受付中!
お問い合わせもお気軽にどうぞ♪

応募電話番号
採用担当者

豊嶋

案件番号
HIt230810toyotasha.engineer
掲載開始日:2024-02-09更新日:2024-02-09
掲載終了予定日:2024-02-20